Message

代表メッセージ

世界中全ての人々が 幸せになる世の中を 上野原から

上條 貢司 Koji Kamijo

社会福祉法人 緑水会 理事長

代表メッセージ
皆様へ

社会福祉法人緑水会の採用ページをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは、介護事業を通じて地域に根ざした活動を行っています。介護は、どれほどAIが進化しても人にしかできない尊い仕事です。 心と心が触れ合う温かいケアは、人の手でしか届けられません。これからの社会で、その重要性はますます高まっていくでしょう。
私たちの願いは、お年寄りやそのご家族、子どもたち、身寄りのない方、精神に障がいを抱える方、外国籍の方など、すべての人々が安心して暮らせる世の中を創ることです。 その想いを胸に、地域社会の発展に貢献したいと考えています。
緑水会は、待遇面、人間関係、働く環境、ケアの質など、バランスのとれた職場です。スタッフ一人ひとりのモチベーションを大切にし、先輩や上司からのフォロー体制も整っています。その結果、職員の定着率が高いことも特徴です。
私たちと一緒に、介護を通じて地域を支え、人々の暮らしに寄り添う仕事を始めてみませんか。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。

緑水会のミッション:その人の人生をより豊かにする

我々社会福祉法人は非営利団体なので、「世の中に変革をもたらす」ことがミッションです。営利団体を否定する訳ではまったくありませんが、社会福祉法人である我々は、儲かるかどうかに関係なく、自分達の使命を最大の目的に運営できることが大きなメリットです。
「世の中に変革をもたらす」=「世の中を良くしていきたい」という気持ちを胸に運営しています。
社福の使命は世の中に変革をもたらすこと、その変革とは、世の中をより良く変えることです。我々緑水会は介護事業を行っているわけで、施設を利用するお年寄りや、その家族の人生をより豊かにすることはもちろんです。
しかしそれらに止まらず、その地域、さらには日本、世界が平和になることを願っています。そのためにも介護事業にとどまらず、あらゆる地域貢献をしていきたいと考えています。つまり、世の中をより良く変えようという志を持った同志と一緒に仕事をしていきたいです。
デイサービスセンターのけやき横丁、特別養護老人ホームの紡木長屋は、地域交流の拠点の一つとなるべく、小さい子も、家で一人で小さな子供を育てている母親も父親も、若者もお年寄りも、老若男女問わず、また日本人も、外国籍の方も、あらゆる方が気軽に遊びに来られる、地域の「たまり場」を目指しています。
そこで世代間交流、異文化交流が生まれることを期待しています。紡木長屋のある地域を「engawaうえのはら」と名づけたのは、まさに地域の縁側になれるようにと思って名づけました。

外国籍の方も多く働いている

緑水会では、多くの外国籍の方が介護員として働いています。人口減少、少子高齢化、特に生産年齢減少の日本では、外国籍の労働者の助けがなければ成り立たなくなってきています。
我々介護業界も、まさにその状況です。日本では、外国籍の労働者の劣悪な労働環境が問題となっていますが、我々緑水会は、外国籍の労働者に対しては日本人の労働者と同等、もしくはそれ以上の待遇で受け入れています。
その甲斐あって、当初は3年契約で帰国するはずだった多くの方々がそれを延長し、5年近く、中にはそれ以上続けて緑水会で働いてくれています。それも緑水会の待遇の良さ、環境の良さの表れで、外国籍の方を積極的に迎え入れ、サポートしている日本人職員のお陰と考えています。つまりは職場環境の良さの表れだと思います。

施設について

緑水会は令和元年に特別養護老人ホーム・紡木長屋とケアハウス・結いの泉を建て替えました。また令和6年4月にデイサービスセンター・けやき横丁を建て替えました。どの施設も木のぬくもりを存分に感じられ、開放感のある建物になりました。しかし、良い設備や最新の機器を導入することが、必ずしも入居者さんと入職者の双方にとってのメリットになるわけではありません。たとえば、IT機器や見守りセンサー、介護ロボット、カメラなどを各居室に設置すると、ナースステーションのような形で、お部屋に訪問しなくても良い状態を作ることは可能です。
しかし、これらをすべて実現するとコミュニケーションの機会が減ってしまうんですね。
我々は「ふれあいを大事にする」という方針があるので、コミュニケーションを取ることを前提として、その妨げにならないような機器を入れています。
具体例として、ベッドから車椅子に移動するといった「移乗リフト」を導入しています。人が持ち上げる代わりに、リフトでお年寄りを乗せられる機器ですね。これを導入することで、従事者の腰の負担を軽減することができます。リフトはお年寄りにとっても優しい機器です。
双方向でのコミュニケーションが大切なので、これからもふれあいを大事にしながら、かつ働く人の負担を軽減できる機器は導入していこうと思っています。

緑水会として提供できる価値

我々は、1人1人をじっくり時間をかけて見るようにしています。作業に追われていて、流れ作業のようなものになってしまうのは良くありません。ゆっくりと時が流れていくからこそ、入居者の方に寄り添う介護を提供できます。その点、緑水会は働くみんなの時間を大切にしていますし、気持ちに余裕を持った介護を提供できる施設であることが強みですね。

描いているビジョン

緑水会の特別養護老人ホーム・紡木長屋は、厚生労働省が認める「ユニットリーダー実地研修施設」です。全国に特別養護老人ホームは1万施設以上ありますが、その中でユニットリーダー実地研修施設はたったの約80施設しかありません。
日本ユニットケア推進センターに立候補し、多くの試験をクリアして、ユニットリーダー実地研修施設として認められました。ですから紡木長屋には、全国からユニットケアを学びに介護員や看護師が大勢来られます。だからこそ、周りの介護施設の模範となる施設であり続けることをビジョンとして掲げています。
そのためにも、発信力やリーダーシップを持った人材に集まってほしいと思っていますし、自ら考えて行動できる人材と一緒に仕事をしていきたいです。
今の緑水会には、幸いにもずっと介護を行うことに喜びを感じる方が多くいます。それはとても尊いことです。その一方で、発信力が弱いという長年の課題も存在するので、これらを解決できる人材もぜひ一緒に仕事をしていきたいですね。
また、我が国の状況を考えると、今後ますます日本人の確保は困難で、外国籍の職員の重要性は増すと考えています。
核となる日本人スタッフの確保、育成は必須であり、将来のリーダー候補となるような、より質の高い人材の確保も必要です。
その方々には、介護業務に限らず、世の中を変えるべく、町おこしや地域交流カフェやイベント、認知症に対する対応、介護の仕方などの地域貢献事業など、外に対しても目を向けて欲しいですね。そのようなことができる人材をまさに求めています。
もちろん、介護そのものに喜びを感じ、それを続けたい、極めたいという方も大歓迎です。

上條 貢司

Profile
1969年生まれ
山梨県出身
医学博士
脳神経外科医
略歴:山梨大学医学部 卒
東京大学医学部脳神経外科 入局
埼玉医大総合医療センター 脳神経外科講師
東大和病院脳神経外科部長
平成28年 社会福祉法人 緑水会理事長 就任